日本のお寺へ行ったことがありますか?
日本には沢山の美しい寺があります。
しかし、寺でお参りをする時には、いくつかのルールがあります。
ここでは、沢山あるルール(参拝方法)の中でも大切なこと(簡単なこと)だけを書いています。
今までにお寺に行ったことがある人も、これから行く人も、
お寺の参拝方法を知って、気持ちよく、お参りしましょう♪
Contents
お寺での参拝方法
お寺での参拝方法を大きく5つに分けると
- 山門をくぐる
- 手水舎で手を清める
- 本堂の前でお賽銭を入れる
- 本堂の前で礼拝する
- 山門で礼をする
このような流れで行います。
中でも重要なのが「4」の本堂の前で礼拝する。です。
それでは1つづつ説明します!
1.山門をくぐる
まず最初に山門をくぐります(通ります)。
山門とは?
山門とは寺の門のことで、お寺の入り口にあります。
こんな感じです↓
山門をくぐる方法
- 山門をくぐる前に一礼(おじぎ)をします。
- 右足から山門をくぐります(通ります)
山門をくぐる時に、門の下にある木(敷居)を踏まないように注意してください。
2.手水舎で清める
手水舎で手と口を清めます。
「手を清める」とは手を洗うことです。
参拝の前に、手を洗うことで、身体と精神を清らかにする(キレイにする)という意味で「清める」という言葉を使います。
手水舎とは?
お参りする前に手を洗い口をすすいで心身を清める場所です
こんな感じです↓
手水舎で手を洗う方法
- 柄杓というスプーンのような形の道具で水を汲んで左手を洗います
- 次に右手を洗います
- 左手に水をためて口をゆすぎます(口に水を入れて静かにはき出します)
- 左手にもう一度水をかけます
- 柄杓をかたむけて(縦にして)、余った水を流します
これで完了です。
重要なのは、左手から洗うことです。
左手を洗う→右手を洗う→左手にためた水で口をゆすぐ→左手を洗う→柄杓をかたむけて水を流す
という順番を覚えておきましょう!
3.お賽銭を入れる
次に本堂の前に行きお賽銭を入れます。
本堂とお賽銭とはなんでしょうか?
本堂とは?
本堂とは最も重要視される仏様(ほとけさま)がいる場所で、寺の中心的な場所です
こんな感じで賑わっています↓
お賽銭とは?
神様や仏様に奉納(ほうのう)する(わたす)お金のことです。
入れる金額は決まっていません。
良いご縁がありますように。と思いを込めて5円玉を入れる人もいます。
お賽銭を入れる方法
- 本堂の前に着いたら一礼(お辞儀)します。
- お賽銭を入れる箱(賽銭箱)があるので、お金を入れます。
お賽銭箱(さいせんばこ)↓
お金を投げて入れないでください。優しくしずかに入れます。
4.礼拝する
いよいよお参りをします。
本堂の前で礼拝します。
礼拝する方法
- 鰐口と呼ばれる布を編んだ太い綱とともにつるされた円形の大きな鈴
があればそれを叩いて鳴らします。(鰐口がなければそのまま2.をします)
鰐口(わにぐち)↓ - 目を閉じて、静かに胸の前で手を合わせます(合掌)
- 心の中で願い事を伝えます。
(お寺は宗派によって、唱える言葉が違います。そのお寺で唱える正しい言葉が知りたければ、お寺の人に聞いてみましょう。) - 合掌をしたまま一礼(お辞儀)します。
- 本堂をはなれます
神社とは違い拍手はしません。
5.山門で礼をする
お寺を出るときは山門で一礼(お辞儀)してから出ます。
最後に
ここではお寺での基本的な参拝方法をご紹介しました。
日本には素敵なお寺が沢山あります。
お寺では、美しい庭や景色をはじめ、仏像や地蔵などの芸術品を見て楽しむこともできます。
このように見所が沢山あります。
是非、実際に行ってお参りしてみてください。
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それでは、良い一日を(^-^)