日本の「おすし」と外国の「おすし」のちがいについて

みなさんは、日本にほん食べ物たべものくとなにおもいますか。ラーメン、おこのき、たいやきなどをおもかべるひともいるかとおもいますが、ほとんどのひとが「おすし」とこたえるとおもいます。

でも日本(にほん)()「おすし」と外国(がいこく)()「おすし」は、ちょっとちがいます。どっちがおいしいかは個人(こじん)(この)です。ちがっていいいのです。もう「おすし」は 柔道(じゅうどう)世界(せかい)スポーツ(すぽーつ)になったように世界(せかい)食べ物(たべもの)になったのですから。

では、なにがちがうのかをみてみましょう。

「おすし」は 世界中でどこでも食べることができます。

「おすし」は、(いま)世界(せかい)のどこに()()ことができる食べ物(たべもの)になりました。(とく)ロシア(ろしあ)での(みせ)急速(きゅうそく)にひろがっています。ある資料(しりょう)によると、ロシア サンクトペテルブルグではイタリア料理(りょうり)が800(てん)、「おすし」を中心(ちゅうしん)にした日本(にほん)料理(りょうり)が700(てん)とほぼ(どう)(すう)のレストランがあります。

テラスではしをもって「おすし」を()いるのがとても健康的(けんこうてき)でかっこよくて、COOLだというのを()ことがあります。もう「おすし」は世界(せかい)()日本(にほん)料理(りょうり)代表(だいひょう)ですね。

2つの「おすし」のスタイル:巻き物と握り

「おすし」には だいたいふたつのタイプにかれます。

一つ目(ひとつめ)は、「にぎり」 と()び、(した)がごはんで(うえ)におさかなが()いるタイプです。日本(にほん)ではこちらの(ほう)(おお)()べられます。

二つ目(ふたつめ)は、「巻き物(まきもの)」と呼ばれる()、ごはんとお魚(おさかな)をくるくると巻いて(まいて)食べる(たべる)タイプです。日本(にほん)では「巻き物まきもの」は、ごはんとおさかなを海苔(のり)巻く(まく)タイプですが、外国(がいこく)ではチーズやアボガドなどをいれて、最後(さいご)にサーモンやとびっこで巻く()ようなものもあります。外国(がいこく)ではこの「巻き物まきもの」をよく()べます。 

 

「おすし」職人

「おすし」は、作れる(つくれる)ようになるまでに何年(なんねん)にも渡って(わたって)修行(しゅぎょう)をしてお客(おきゃく)さんに提供(ていきょう)できるようなれます。ごはんの握りかた(にぎりかた)などは、簡単そう(かんたんそう)見えて(みえて)とてもむずかしいのです。 

外国(がいこく)では、日本(にほん)ほどは長い(ながい)修行(しゅぎょう)をせずにお店(おみせ)で「おすし」を提供(ていきょう)するようになります。「巻き物まきもの」の(ほう)作る(つくる)のは簡単(かんたん)なので外国(がいこく)では「巻き物まきもの」を多く(おおく)食べられる(たべられる)ようになったのかもしれません。 

よく外国がいこくひとかれます。

しつもん

日本人(にほんじん)毎日(まいにち)()おすし()食べて(たべて)いるのですか? 」

()おすし()自分(じぶん)作る(つくる)のですか」

答え(こたえ)は2つとも 「いいえ」です。 (なま)お魚(おさかな)日本(にほん)買って(かって)高い(たかい)ので、毎日(まいにち)食べる(たべる)ことはできません。また高い(たかい)技術(ぎじゅつ)必要(ひつよう)なので自分(じぶん)作る(つくる)こともできません。おすしを食べる(たべる)ことができる()は、記念(きねん)()だとかお給料(おきゅうりょう)()だとか特別(とくべつ)()になることが多い(おおい)です。 

日本で「おすし」を食べたら、もう外国では食べられない。

日本(にほん)旅行(りょこう)行ったり(いったり)仕事(しごと)行ったり(いったり)した(ひと)多く(おおく)は、日本(にほん)本場(ほんば)の「おすし」を食べます(たべます)日本(にほん)の「おすし」がおいしい理由(りゆう)(つぎ)通り(とおり)です。

ポイント

(うみ)近い(ちかい)ので新鮮(しんせん)(さかな)(しゅん)の時に食べる(たべる)ことができます。

②長い間(ながいあいだ)修行(しゅぎょう)をした職人(しょくにん)作って(つくって)いるのでおいしいです。

食べて(たべて)いる(ひと)が「おすし」の良さ(よさ)がわかっているので、おいしくないお店(おみせ)はすぐつぶれてしまいます。

日本(にほん)一度(いちど)日本(にほん)の「おすし」を食べる(たべる)と、もう外国(がいこく)で「おすし」を食べられない(たべられない)という(はなし)聞いた(きいた)ことがあります。でもご安心(ごあんしん)ください。外国(がいこく)食べる(たべる)巻き物まきもの」の「おすし」もその(くに)ではりっぱなその(くに)の「おすし」です。きっとその(くに)にあった(あじ)になって、どんどんおいしくなっていくはずです。

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Igor

会社生活30年を過ぎたサラリーマン。2020年からヨーロッパ駐在中で現在の住居はスペイン。人生の後半から日本と海外生活半分半分。次のキャリアで何をしたいか、仕事を続けながら現在進行形で自分探しを模索中。週末にロシア人に日本語を教えている。