7月7日は七夕
日本では、7月7日に「七夕(たなばた)」という星まつりがあります。
七夕は日本の夏のお祭りのひとつです。
七夕のはじまり
七夕のはじまりはいろいろな説があります。
ひとつの説では中国の祭りがはじまりと言われています。
中国の伝説と日本に昔からある行事が混ざってできたという説もあります。
韓国、ベトナムにも似ている星まつりがあります。
七夕の伝説
七夕にはロマンチックな伝説があります。
織姫という機織りの娘と彦星という牛追いの若い夫婦がいました。
ふたりはとても愛し合っていました。
ふたりは恋愛に夢中で仕事をしなくなったので、天の神が怒り、ふたりを「天の川」という川で引き離しました。
ふたりは離れて暮らし、7月7日だけ会うことができます。
その日が七夕の日です。
七夕に何をしますか
笹飾りを作ります
七夕の日には笹の枝にいろいろなものを飾ります。笹とは若い竹のことです。
かざりは色紙などで簡単に手作りすることができます。
星の形にしたり、風でゆれるものを作ります。
スイカやナスなど、夏の果物や野菜の形を作ることもあります。
笹飾りはカラフルでとてもきれいです。
笹飾りは庭やベランダにかざります。
願い事をします
七夕には願い事をすることができます。
願いごとは「短冊」と呼ばれる細長い紙に書いて、「こより」という紙のひもで笹にむすびます。
星が願いをかなえてくれると信じられています。
7月になるとデパートやショッピングモールに笹の枝が置かれ、だれでも願いごとができます。
短冊とペンがおいてあるので、自由に願いごとを書いて笹につけることができます。
全国の七夕祭り
日本には七夕を祝う祭りがいくつかあります。
一番有名なのは、宮城県仙台市の「仙台七夕まつり」です。
200万人の観光客が仙台七夕まつりを訪れます。
また、大阪府交野市は日本の七夕の最初の場所と言われていて、七夕まつりがあります(2021年度は中止)
いかがでしたか?
七夕はロマンチックなお祭りですね。
ぜひみなさんも、7月7日の夜に星に願い事をしてみてください。
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